「結婚相談所を退会する場合はどうしたらいいの?」
「退会する際の注意点があれば教えてほしい」
「結婚相談所で退会しないよう引き止められたら?」
など、結婚相談所の退会事情について気になる方も多いのではないでしょうか。
結婚相談所へ入会したものの、イメージと違ければ退会が頭をよぎるのも当然です。
そのため、退会前に手続きや注意点を知れば、トラブルなくスムーズに退会できます。
また「やっぱり継続してみよう」と、あらためて結婚相談所の良さに気付くかもしれません。
今回はそんな結婚相談所の退会事情について徹底解説していきますので、是非参考にしてください!
結婚相談所を退会する場合とは
退会には「成婚退会」と「途中退会」があり、今回は途中退会をメインに紹介していきます。
途中退会には任意・強制退会があり、その中でも任意退会について解説していきましょう!
任意退会には具体的に以下の理由があげられます。
・費用の問題
・カウンセラーと相性が合わない
・仕事が多忙で婚活の継続がむずかしくなった
・他の結婚相談所への切替
・婚活が長期化し、休養期間を設ける
とくに結婚相談所はマッチングアプリや婚活パーティーと違い、金銭面で負担がかかるのも確か。
そのため、コスパが合わないと感じ、半年を迎えずに退会する方がいるのも現実です。
結婚相談所を途中退会する場合の手続き
結婚相談所はマッチングアプリなどと違い、クリックひとつで退会完了するわけではありません。
所定の手続きを踏む必要がありますので、順番に見ていきましょう!
担当カウンセラーやスタッフに連絡をする
結婚相談所を途中退会する場合、まずは担当カウンセラーやスタッフに連絡しましょう。
退会したい理由は素直に話してみるとよいですね。
例えば、費用が問題であれば、別のコースを提案してくれるかもしれませんし、代表に話せば相性が合わなかったカウンセラーを変更してくれるかもしれません。
いずれにしても、話してみないとはじまらないので、事情は正直に話すのをおすすめします。
また、退会が正式に決まった際は、担当カウンセラーやスタッフに、いままでのお礼はかならず伝えましょう。
結婚相談所の世界は意外と狭いもので、評判を悪くすれば今後入会する結婚相談所にも影響が出る可能性もあります。
担当カウンセラーやスタッフには敬意を払って退会を申し出ると良いですね。
返金や支払いがあれば済ませる
結婚相談所の途中退会を検討する際、返金や支払いがあれば済ませておきましょう。
例えば、業界大手のIBJメンバーズでは、一年以内の中途退会の場合、返金制度があります。
入会時に支払った初期費用から、活動期間分の活動サポート費・登録料金・解約料金を引いた金額が返金されるため、入会初期に退会希望の方は金額が大きいです。
また、結婚相談所によって基準日の考え方がちがうため、支払いが発生する場合は必要な金額をおさめておく必要があります。
いずれにしても、結婚相談所は金額が大きく動く場所ですので、返金や支払いルールは目をとおしておきましょう!
退会届の提出
結婚相談所の途中退会を申し出る場合、具体的に「店舗で直接」「電話」「郵送」「メール」の4つの続き方法があります。
一番確実であるのは、店舗で直接言うか、電話で伝える方法です。
カウンセラーへ直に意見を述べられるので、間違いがなくやりとりに正確性があります。
しかし、引き止められたり、カウンセラーを目の前にして思いのたけを言えなかったりする場合も。
そこで、口でうまく伝える自信のない方は、郵送かメールで「退会届」を提出しましょう。
文面であれば気持ちを文章として表現でき、証拠として残るため、トラブルなくスムーズに退会できるのが特徴です。
また「実際に退会したい日の〇日前までに連絡が必要」とうたっている場合もあり、月会費発生に影響するケースも。
退会の意思が固ければ早めに連絡しましょう。
退会時の注意点
結婚相談所を退会する場合、見落としがちな注意点があります。
ここからは退会の際に気を付けるポイントを見ていきましょう。
費用を入念に確認する
前述のとおり、結婚相談所は金額が大きいため、費用は入念に確認しておきましょう。
とくに返金が高額と予想されるケースは、一日違うだけで損をしてしまう場合も。
また、退会時期を誤れば、早く退会を申し出れば発生しなかった月会費を払わされます。
退会は適切なタイミングで伝えていきましょう。
仮交際や予定されているお見合いの確認
結婚相談所で退会を検討する場合、仮交際や予定されているお見合いの確認を行っていきましょう。
例えば、大半の結婚相談所が加盟する日本結婚相談所連盟(IBJ)は、予定されているお見合いをキャンセルする場合、1万円の違約金を支払う必要があります。(当日キャンセルは2万円)
また、仮交際成立後一度もデートせずにキャンセルするケースも、上記1万円の違約金が課せられるのです。
結婚相談所はパートナーを真剣に探す神聖な場所のため、デートやお見合いを気軽にキャンセルできないルールをつくっています。
そのため、現在の仮交際・お見合い状況を確認し、お断り前提の「消化お見合い」も検討する必要が出てきますね。
本来であれば、お相手の立場もかんがえて、お見合いが開催されないのが一番ですが、結婚相談所ではよくあるのも事実。
自分の状況を把握して、正しい判断を取っていきましょう!
退会後は過去の交際相手と連絡を取るのはNG
結婚相談所で退会希望の場合、過去の交際相手と連絡を取るのはNGであると念頭に置いておきましょう。
結婚相談所は交際終了時点で、お相手の連絡先を消去するのがルールです。
そのため、退会後に連絡を取った場合、違約金を請求される可能性もあるので注意が必要ですね。
まんがいち忘れられない方がいて、復縁を希望する際は、担当カウンセラーにその旨を伝えましょう。
結婚相談所で復縁の可能性は限りなく低いですが、お相手の状況とタイミングが合えば、ご縁につながるかもしれません。
退会しないよう引き止められたら?
結婚相談所で担当カウンセラーに退会を告げる場合、タイミングや状況によっては退会しないよう引き止められるかもしれません。
結婚相談所は成婚率を「成婚退会数÷(成婚退会数+途中退会数)」で算出するケースが多いため、途中退会をさせず、休会させる結婚相談所があふれているのも事実。
また、辞めることを決意した場合、断固として意思を伝えてしっかり断る必要があります。
断る理由にこまったら、以下の理由を用意しておきましょう!
海外転勤が決定した
結婚相談所の担当者が退会を慰留してくる場合「海外転勤」を口実にすると、うまく引き下がってくれます。
海外転勤は本人の夢や希望が重く詰まっているため、さすがの担当カウンセラーも休会はすすめないでしょう。
転職や退職時と同じく、自分の夢を追いかける目的で退会希望を出すと、引き止められずにスムーズに退会できます。
親族の紹介で交際前提の付き合いが決まった
結婚相談所で退会を希望を出す際、異性の存在を明かすのも効果的です。
すでに交際をスタートさせ、順調に言っている旨を伝えれば、担当カウンセラーも祝福の言葉をかけてくれるはず。
また「結婚相談所以外の出会いで、本当に相手に結婚の意思があるの?」と聞かれた場合でも、親族了承のもと交際していると言ってしまえば問題ありません。
担当カウンセラーに引き止められそうになったら、異性の存在を出してみると良いですね。
会社で重要なポジションを任された
結婚相談所で担当カウンセラーから引き止められた際、会社で重要なポジションを任された旨を伝えてみましょう。
時間的制約で婚活がストップせざるを得ない旨を言えば、担当カウンセラーも事情を理解してくれ、同時に仕事を応援してくれるはず。
時間を理由に退会を告げれば、無理強いしてくる可能性は低いので、仕事を口実にしていきましょう!
結婚相談所でやりきったかを考えて退会しよう
いかがでしたでしょうか。
今回は結婚相談所の退会事情について紹介しました。
結婚相談所は正しい手続きを取れば、だれでもかんたんに退会できます。
しかし、結婚相談所は初期費用をかけてせっかく入会したところ。
合わない結婚相談所で活動を無理に続ける必要はありませんが、やれることをすべてやったかは確認してから退会するのがおすすめです。
あらためて別の結婚相談所に入会しても良いですが、マイナスイメージがついてしまう可能性も否めません。
まずは「本当に退会したいのか?」を自問自答した上で、自分の状況を振り返ってみましょう!
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