「結婚相談所はどういった流れで活動していくの?」
「マッチングアプリや婚活パーティーでの活動方法とはどう違うの?」
など、結婚相談所の入会を検討している方にとっては未知の世界でなないでしょうか。
実際、結婚相談所はマッチングアプリや婚活パーティーの流れとは大きくことなり、成婚を目指すために流れごとにルールが決まっているのも事実。
そのため、結婚相談所の大きな流れを理解し、それぞれのポイントや注意点をおさえれば、より成婚に近付きます。
今回はそんな結婚相談所を使った婚活の流れを徹底解説していきますので、是非参考にしてください!
結婚相談所の流れ①お見合いを設定
結婚相談所の代名詞と言えるのがお見合い。
マッチングアプリや婚活パーティにはお見合いはなく、結婚相談所独自の形式となり、まずはお見合い設定が最初の流れになります。
結婚相談所にはカウンセラーがおり、お見合い設定についてはカウンセラーが8割方セッティングしてくれますので、みなさんが行うのはお見合いの「日程調整」です。
多くの結婚相談所が加盟する日本結婚相談所連盟(IBJ)は、お見合いを受けた側の意向が尊重され、具体的には第一~第三希望までをお相手に伝える流れとなります。
その後、お見合いを申し込んだ側の会員が、希望日時より選んでお見合いが実施されるのです。
しかし、「お見合いは日程調整の段階からはじまっている」と言っても過言ではないくらい重要なポイント。
お互いが配慮して日程調整を行う必要がありますので、ポイントを紹介していきます。
一つ目は「第三希望まで提案し、時間に幅を持たせて提案する」です。
婚活では自然と「あなたが私のスケジュールに合わせてね」と言わんばかりの自分中心の行動になっている場合が多いです。
それが限定的な日程提案としてあらわれてしまうため、お相手に嫌な気持ちにさせてしまいます。
そのため、お相手が選びやすく融通が利きやすい提案を行っていきましょう!
二つ目は「日程の回答はスピーディーに」です。
結婚相談所は計4人(自分→自分のカウンセラー→お相手のカウンセラー→お相手)の間で日程調整が行われます。
そのため、ただでさえ時間がかかるので、受け取ったらすぐにカウンセラーに希望日時を伝えましょう!
最悪の場合、おたがいの連絡が遅いがために2週間もお見合い日程が決定しないケースも。
お見合い日程調整はスピーディーに配慮を欠かさず行っていくと良いですね。
結婚相談所の流れ②お見合い実施
お見合いの日時が決定後、次の流れはお見合いの実施です。
結婚相談所のお見合いはマッチングアプリや婚活パーティーなどとことなり、服装や時間に指定があります。
服装は正装、時間は1時間で食事ではなくお茶。
など、ルールが決められており、ポイントについて見ていきましょう!
一つ目は「会話」です。
結婚相談所は結婚をより真剣にかんがえている男女が集まる場所。
そのため、人によっては条件の確認をしようと面接のような口調になったりしてしまう方もいます。
もちろん婚活でスペックをチェックするのは必要なのですが、おたがいの仲が深まってからが無難でしょう。
それまでは趣味や仕事、休日の過ごし方の共通点などを見つけ、楽しい時間を過ごしていきましょう。
二つ目は「清潔感を保つ」です。
「人は見た目が9割」と言われるように、人間は初対面の外見の印象で、ほぼ人を判断してしまいます。
とくに女性は男性の清潔感をチェックしており、いくら条件が良くても清潔感がなければお断りされてしまうケースも大変多いです。
そのため、髪は整える、シーツにシワがないか確認する、口臭チェックなど、お見合いではおしゃれよりも清潔感にこだわっていきましょう!
結婚相談所の流れ③仮交際
お見合いが終了しお相手から良い返事がもらえると、次の流れは仮交際です。
仮交際はマッチングアプリや婚活パーティーでの「付き合う」「交際」とは少しちがい、ひとりの異性と正式に交際する前に複数人の異性とデートやお茶をして関係を深めるお試し段階となります。
そのため、将来的にひとりに絞るために、多くの人とデートに行く必要があり、時間的にも体力的にも大変です。
しかし、様々な人を見ることで目が肥えたり、自分の価値観を再認識するきっかけになるのが仮交際のメリットです。
ここからは仮交際のポイントを見ていきましょう。
一つ目は「人数は3人程度にとどめる」です。
仮交際で何人ものお相手とデートできるといっても限度があります。
仲が深まれば一日デートも増えるため、週末にデートを集中させるとかんがえても3人程度がベストです。
また、一人交際終了となればあらたにお見合いを組んで常に3人を維持させておくといいでしょう。
気持ちにも余裕ができ、異性を見る視野も広がるはずです。
二つ目は「3~4回目のデートで真剣交際を視野に入れる」です。
仮交際と言っても長々とデートを重ねてるだけではお相手に真剣度が伝わりません。
3~4回目のデートで真剣に交際を視野に入れていけば、初デートから目的意識を持って行動できるはずです。
IBJでは3回目のデート終了時に真剣交際の希望有無を聞かれ、その意向をお相手のカウンセラーを含めて意思確認できます。
そのため、結婚相談所では真剣交際の告白をする前にカウンセラーをとおして、異性の温度を確認できる点がメリットですね。
結婚相談所の流れ④真剣交際
仮交際で気になるお相手に想いを伝えてOK返事をもらえれば、次の流れは真剣交際です。
真剣交際は成婚に向けて、具体的な話し合いをしておたがいの状況や将来への希望などを確認していくフェーズとなります。
真剣交際のポイントについて見ていきましょう!
一つ目は「遠慮せず思いを確認する」です。
真剣交際は仮交際とは違い「将来どこに住みたいか」「仕事はどうするか」「子供は何人ほしいか」などを確認していきます。
ここで話を詰めるかどうかで将来離婚の確率をぐっと減らせ、パートナーとして生活していけるかどうかが決まっていくのです。
なお、合わないと思ったときは無理に成婚するのはリスクであり、撤退する勇気も必要になります。
二つ目は「素を出し過ぎない」です。
「親しき仲にも礼儀あり」と言われるように、真剣交際でも油断せず関係を深めていきましょう!
真剣交際に進んだからといって、成婚が決まったわけではありません。
気を抜いて失言してしまう方やお相手に対して配慮に欠ける態度が出てしまう方がいますが、注意が必要です。
真剣交際中であっても、かんたんにお断りされるケースもあるため、仮交際以上の意識の高さが必要になります。
結婚相談所の流れ⑤成婚
真剣交際を経ておたがいの意思確認が取れれば、次の流れは成婚です。
男性がプロポーズをし、受け入れてもらうことで無事成婚となります。
それでは成婚のポイントについて見ていきましょう!
一つ目は「結婚式に向けての準備」です。
成婚が決まれば、具体的に結婚式の準備を先延ばしにせず早めに話していくと良いですね。
真剣交際の段階である程度の話し合いができているはずですが、より現実のものとしていきましょう!
結婚相談所によっては成婚後、結婚式場の手配などもサポートしてくれる場合もあるので、現在入会検討中の方は最後までフォローしてくれる結婚相談所を選ぶと良いです。
二つ目は「成婚の定義を確認する」です。
結婚相談所は一般的にプロポーズが承諾された段階で成婚となり、会員同士が成婚退会していく流れとなります。
しかし、結婚相談所によっては真剣交際が成立した段階で成婚扱い→退会になるなど、定義がことなるためかならずチェックしておきましょう!
前述のとおり、真剣交際の段階はまだおたがいの結婚観を確認するフェーズです。
真剣交際での交際終了は少なからず存在するため、真剣交際決定時点での退会は大変リスクがあります。
再入会の費用もかかるため、入会時は成婚の定義はかならず確認しておくと良いですね。
流れは決まっているが交際方法は決まっていない!
いかがでしたでしょうか。
今回は結婚相談所の流れをポイントと注意点を中心に徹底解説しました。
結婚相談所はお見合い設定→実施→仮交際→真剣交際→成婚の流れは決まっているものの、お相手との関係構築に決まった流れ、マニュアルはありません。
大切なのはルールに縛られず、デートを重ねて目の前の異性に注目して関係を築くことが大切です。
結婚相談所はマッチングアプリや婚活パーティーと違い流れがことなり、最初は戸惑うはず。
しかし、より真剣にお相手を探したいなら、結婚相談所は成婚に向けてより環境が整っている場と言えます。
是非今回の記事をあらためて参考にし、結婚相談所の流れを再確認してもらえると幸いです。
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